ロジオンです。
音楽の第6回目はオランダのバンドWithin Temptationを取り上げてみます。
分類はシンフォニック・ゴシックメタルらしいのですが、私はあまりメタルっぽい曲は聞いていません。私が聞くのは専らバラードかアコースティックバージョンです。Vo:Sharon Den Adelの歌(特に高音で歌うとき)が魅力だと思います。
聴き始めたきっかけは・・あまり覚えていないのですが、確かCDレンタルで、アコースティックライブアルバム「An Acoustic Night at the Theater」を借りたのが最初だったと思います。
当初、バラード主体のバンドかと勘違いしていました。
【WIthin Temptation超概略】
・オランダのシンフォニックメタルバンド(1996~)。
(ヨーロッパではかなりメジャーなバンド?)
・Vo:Sharon den Adel、G:Robert Westerholt の夫妻を中心とする。
【特に好きな曲】
1) Our Farewell
2ndアルバム「Mother Earth」収録のバラードです。残念ながら日本盤は無かったので、手に入れるまで少し苦労しました。
好きな曲・・というより、大事な人を亡くしたときに、聞いて励まされた曲です。
メロディーもSharonの歌声もとても美しいですが、自殺したいくらい苦しいとき、歌詞の一部を自分の状況に勝手にあてはめて癒やしを求めていたような記憶があります。
歌詞に関して、私は英語が苦手なこともあって正確にはわからないのですが、亡くなった人が家族に語りかけるような内容のように思われます。
"You are not alone in life, Although you might think that you are"
とサビの歌詞に何度救われたか分かりません。また最後の
"This is not our farewell”
の部分で、「まだお別れじゃない。きっと天国から見守ってくれている」と(勝手に)解釈しています。
今でも聞くと自然と涙が出てきてしまいます。
Within Temptation~ Our Farewell (lyrics)
2) Somewhere
3rdアルバム「Silent Force」収録のバラードです。
歌詞は、いなくなった誰かを諦めずに探し出す、という感じでしょうか。少し暗いですが、メロディーがとても美しい曲です。
もちろんWithin temptationの原曲も素晴らしいのですが、同じくオランダの歌姫Anneke van Giersbergenが自分のアルバムでカバー(といっても半分以上はSharonが歌唱)したバージョンでは、シンプルなアコギをバックにSharonとAnnekeの美しいコーラスが聞けます(2番後半あたりから)。
Anneke van Giersbergen - Somewhere (lyrics)
3) Stand My Ground
3rd「Silent Force」収録曲で、原曲は少し激しい曲ですが、私は「An Acoustic Night at the Theater」のライブバージョンや、他のアルバムのボーナストラックで入っていたアコースティックライブバージョンが好きです。
ヨーロッパでヒットした曲のようですがキャッチーなメロディーが印象的です。序盤からサビにかけて徐々に盛り上がっていきますが、特に意思の強さを感じる力強いサビが好きです。
Within Temptation - Stand My Ground (Acoustic)
4) Memories
この曲も3rd「Silent Force」収録のバラードです。
この曲も切ない歌詞とメロディーですが、Sharonの高音で歌うサビがとても印象的だと思います。
Within Temptation and Metropole Orchestra - Memories (Black Symphony HD 1080p)
Within Temptationも最近は結構ロック色が強くなっている感じがしていますが、どちらかと言えば私はバラードの多かった4thアルバムくらいまでが好きです。
バラードだけであれば、あまりロックを聞かない人でも十分楽しめるバンドだと思っています(あまり激しい曲を好まない家族と一緒に車に乗っているときでも、3rdの「Silent Force」とライブ「An Acoustic Night at the Theater」は安心して聞くことが出来る感じです)。
今回は以上です。