ロジオンです。
音楽の第10回目はスコットランド出身のシンガーMaggie Reilly(マギー・ライリー)について書いてみます。ここではMaggie Reillyのソロだけでなくシンガーとして関わった作品も含めて整理します。
とにかく声が綺麗な歌手だと思います。一般的には後述するMike Oldfieldの曲(特にMoonlight Shadow)で歌ったことで有名なのだと思いますが、1990年代以降に出したソロアルバムでもその綺麗な歌声を堪能することが出来ます。
聴き始めたきっかけは、ブラックモアズ・ナイトのインタビュー記事を読んでいたらマギー・ライリーとロリーナ・マッケニットが紹介されていて興味を持ったことです。・・が、当時はまだインターネットなども十分活用出来ていなかったので、情報も無く、なかなか実際に聴くところまでたどり着けませんでした。そのうちブリティッシュ・フォークを聴き始めたあと、サリー・オールドフィールドの弟にマイク・オールドフィールドがいて、その代表作のヴォーカルが・・、という感じでようやくマギー・ライリーの歌声に出会うことが出来ました。
【特に好きな曲】
1) Moonlight Shadow
Mike Oldfieldのヒット曲です。Maggie Reillyがヴォーカルとして参加しています。この曲はヨーロッパ中でヒットしたこともあり、色々なアーティストにカバーされていますが、やはりオリジナルが一番、と思います。
とてもキャッチーな曲で特にサビ以外のメロディーが好きです。Maggie Reillyの可憐な歌声は本当に綺麗だと思います。
歌詞は亡くなった人を歌っているかなり悲しい内容ですが、明るい曲調であることに意味があるのかもしれません。
"I stay, I pray, See you heaven one day"
というサビの歌詞は、大切な人を失ったあとに聴くと少し泣きそうになります。
Mike Oldfield ft. Maggie Reilly - Moonlight Shadow (Official Video)
2) Gaia
ソロアルバム「Echoes」収録曲です。なんとなくケルトっぽい哀愁漂うメロディーと伴奏が大好きです。Maggie Reillyの透明感のある声が良く合うような気がします。
3) To France
この曲もMike Oldfieldの曲です。歌詞は歴史の内容っぽいですが、イギリス史に疎いので背景はあまり分かりません。。
少し哀愁を帯びたキャッチーなメロディーをMaggie Reillyが歌い上げる素晴らしい曲だと思います。
繰り返し現れるイントロのギターのメロディーやギターソロも印象的です。
Maggie Reillyのソロでもカバーしていますが、そちらも少し雰囲気が違って良い感じです。
MIKE OLDFIELD To France (1984) [HQ]
4) Every Single Heartbeat
ソロアルバム「Midnight Sun」収録のノリの良い曲です。
どちらかと言えばバラード系の曲が多い・・というかそちらのほうが似合うのでしょうが、こういった曲調でもMaggie Reillyの声はよく合うと思います。
Maggie Reilly - Every Single Heartbeat (ZDF-Fernsehgarten 28.11.1993)
曲単位というより、ゆっくりした曲調も多いので、落ち着きたいときや癒やされたいときにアルバム単位で聴くときが多いアーティストです。
今回は以上です。